「暑い夏・熱い思い」 (「夏期講座」の報告)

シュタイナー幼児園の実践から学ぶ夏期講座が二年目を迎え、
お盆休みにも関わらず、延べ一八名の方々が参加してくださいました。

幼稚園の先生、お母さん、若い保育士さん、美術の先生、お店をしておられる方、
障がい者の支援施設で働いておられる方など様々な方が集ってくださいました。





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朝の集いでは、歌をうたい、幼稚園で行っているライゲンや手遊びを体験していただきました。
カノンで息が合うと心も少し打ち解けあった感じです。
 
一日目の講義は、「幼児期の課題について」です。

樋口先生は長い間保育所に勤めておられました。
その中でいろいろな思いを持って保育されていました。
早期教育や設定保育。
行事のあり方など本来の幼児教育からかけ離れていたのではないかという疑問です。
そんな中、シュタイナー教育と出会い、学ぶなかで一つずつその問題の答えを見出されたことなどを話してくださいました。
幼児期の課題は何か。そのためにはどんなことが必要なのか。
具体的にわかりやすくお話してくださいました。

二日目の講義は、水彩についてです。
今まで私たちが受けてきたお絵かきの授業とは随分違うこと、色彩のもつ不思議、よく見ると大人でも見える補色のこと、輝く色など…話をさせていただき、実際にぬらし絵の体験をしていただきました。
筆の感触を楽しみながら一色ずつぬれた画用紙の上ににじむ色を体験しました。
三色の色の響き合い、参加者の方々が色彩のハーモニーを感じてくださり皆さん癒されたようでした。
この体験が今後、幼児教育の現場で幼い子のいる家庭で活かされるようお祈りしています。

午後は、人形劇のための人形作りです。
シュタイナー幼児教育では、人形劇も大切な一つです。
北口先生から、羊毛の種類や巻き方、羊毛を巻いていくときの力の入る場所、全体のプロポーション、髪の毛のつけ方など細かいアドバイスがありました。

出来上がった人形を元に、上演会です。
舞台の設定からはじまり、人形を動かす方、お話を語る方、観客になって見る方と役割を分担し楽しみました。
それぞれの幼児教育の場で、家庭で、「マーシャとくま」の人形劇が子どもたちのところへ届けられることでしょう。


星の子教師
  白波瀬康子

by kusunokien | 2010-09-07 20:30 | くすのき園つうしんより

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