園児募集

くすのき園では、随時、入園を受け付けております。
入園をお考えの方は是非 くすのき園 までお問い合わせください。

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# by kusunokien | 2018-12-31 17:15 | 入園説明会

2019年度 入園説明会のお知らせ

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くすのき園 あびこシュタイナー幼稚園
2019年度の入園説明会を行ないます。

  日 程 : 9月8日(土)

  時 間 : 10時~11時

  参 加 : 無料

  場所 : くすのき園
 
 
参加をご希望の方はくすのき園までご連絡ください。


# by kusunokien | 2018-06-08 16:52 | 入園説明会

2018年度2学期の親子教室

2018年度 2学期の親子教室の日程が決まりましたので、募集を開始いたします。

定員は 3組 となります。
参加を希望される方は、どうぞお早めにお申し込みくださいませ。


●日時:毎月 いずれも月曜日 
 9:30 ~ 11:00
      
【2学期 Aクラス (月2回)】 合計5回

 10/15 ・ 10/22 ・ 11/12 ・ 11/19 ・ 12/10

【2学期 Bクラス (月1回)】 合計3回

 10/29 ・ 11/26 ・ 12/17


 ※毎月の参加が難しい場合は、単発での受付もしています。


親子教室についての詳細は→ こちら


# by kusunokien | 2018-06-08 16:50 | 親子教室

2018年度・シュタイナー幼児教育夏季講座のお知らせ

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2018年度・シュタイナー幼児教育夏季講座


2018年7月21日(土)・22日(日)


講座 A ことばと子どもの育ち

◆2018年7月21日(土)午前10:00~12:00   講師 諏訪 耕志


参加費:2500円


講座 B 手しごと講座 子どもに大人気の抱き人形をつくりましょう

◆2018年7月22日(日) 午前10:00~12:00  講師 樋口 早知子


参加費:2500円(材料費含む) 

持ち物:裁縫道具(糸切りはさみ、針)

    ※糸は用意します。


講座 C 幼児期の子どもの育ちに大切なこと

◆2018年7月21日(土) 午後1:00~3:00    講師 樋口 早知子


参加費:2500円(小さな羊毛作品のプレゼント付き)


講座 D 手しごと講座 立ち人形を作りましょう

◆2018年7月22日(日)午後1:00~3:00     講師 樋口 早知子


参加費:2500円(材料費含む) 

持ち物:裁縫道具(糸切りはさみ、針)

    ※糸は用意します。



お申し込み

7月7日までに 電話かFAXでお申し込みください。


Tel/Fax  06-6608-8080

(保育中は留守電にしていますので伝言をお願いします)

夜間連絡先  06-6661-7193 (樋口まで)


1講座から申し込んでいただけます。

準備がありますので必ず期限までにお申し込み下さい。

小さいお子様はお預けになってご参加ください。

 午後の講座、B・Dはひとりで遊べる年齢から同伴可能です。同伴の場合はご連絡下さい。

手作りおもちゃ、羊毛作品の販売も行います。


講座にご参加下さった方にはもれなく10周年記念誌

「シュタイナー教育に学ぶしあわせな子育て」の本をプレゼントいたします。



# by kusunokien | 2018-05-25 17:59 | 学びの会

からだの不思議 ~健康と病気~

 シュタイナーの「からだの不思議を語る」という本を読みました。

 シュタイナーは「精神的なものが目に見えるものを創造する。」と語ります。

 私たちは、不安や恐怖を感じるとき、血液はからだの表面から引いて中心部に集まります。また、涙が出るのは悲しいときです。涙が出るから悲しいのではないですね。悲しいから涙が出るのです。心の経過の結果として、からだに経過があるのです。精神的、心魂的なものにからだが影響を及ぼすのではなく、精神的、心魂的なものがからだの土台になっているのです。
 シュタイナーは、「どの機械の背後にも制作者、整備士がいります。時計はひとりでに出来上がったのではありません。時計職人が作ったのです。何かができるためには、まず精神的な建設者がいなくてはなりません。」と語ります。

 シュタイナーは「健康と病気は、肉体だけに関係するのではなく人間の心と精神にも関係している。」と述べています、

 植物には心がありません。ですから植物の病気の原因は常に、外的な原因によるものです。土の有害な影響であったり、寄生虫、日照不足、風などの自然の作用などが植物を病気にさせます。一方人間はとても複雑な生きものなので病気になる原因を見出すのは容易ではありません。身体の健康を考えた場合、心のありようをも同時に配慮されなければならないという考え方は、最近では一般的になってきています。
 しかし、子どもにどのような生活をさせるか、どのような教育を受けさせるのかということが、子どもの健康と病気に結びつくと考える人は少ないように思います。

 シュタイナーは「子どもにたえず、いろいろひどい食品を食べさせ、記憶力に過剰な負担をかけて勉強させています。するとその子は正気を保てません。大人が子どもの精神を消耗させるのです。単に精神を消耗させるのではありません。精神はたえず身体に働きかけるのです。子どもに誤った教育をすると、その子の一定の器官を硬化させます。子どもの脳に負担をかけすぎると腎臓が病気になります。」といいます。

 腎臓は、脳の中の思考と結びついているのだといいます。脳の活動が秩序正しくないと腎臓の活動も順調ではなくなるのだそうです。子どもに勉強させすぎ、たくさんのことを暗記させると脳はまともに働かなくなると。脳はたくさん活動しすぎて、くたびれ硬化します。脳が硬化すると一生の間、脳は正規に働かなくなると。
 そして、人体はよく持ちこたえることができるので、全身がもはや正常に働かない、腎臓も正常に働かなくなるのは後年になってからなのだそうです。五〇歳ごろから現れる病気の原因は乳幼児期にあるとまでいいます。
 
 脳に負担をかけるということは、からだのあちこちにも負担をかけ病気への原因に結びつくということなのでしょうか。しかも、症状が現れるのはすぐにではなく後年になってからというのも気づきにくい要因になっているのですね。

 私たちは、子どもには健康で幸せな人生を送って欲しいと願って子どもを育てているのですが、子どもの心にも寄り添って負担をかけていないか気をつける必要があるのですね。

 また、シュタイナーは子どもが病気になる可能性が最大なのは乳幼児期だと述べておられます。永久歯が生えると、本来病気になる内的傾向はなくなります。人間は本質的に、永久歯が生えてから性的に成熟するまでの時期が最も健康です。その後再び病気になりやすい時期が始まります。と

 確かに子どもが小さい頃はよく熱を出し病気をしますが、小学校になると不思議なくらい毎日元気に暮らすようになりますね。
 
 シュタイナーは乳幼児の病気の多くは、両親から受け継いだからだを自分自身のからだに作り変えるための試練なのだといいます。子どもは七年かけて自分のからだを新しく構築するのだそうです。

 子どもは、生まれてから一歳ぐらいになるまでは病気にはとんどなりません。親の免疫がまだ残っているからです。一年が過ぎた頃から、親の免疫がなくなり始め、自分で免疫を作っていかなければなりません。小児病のほとんどが一度その病気にかかると、二度とかからなくなるといわれています。それはその病気に対する免疫ができるからです。病気はそのための試練であるともいえます。代表的なものでは、はしか、風疹、おたふくかぜ、水疱瘡などがそうですが、最近は予防注射などで予防することができ、集団で発病することが少なくなりました。

 シュタイナーは、病気の本質のところでこのように述べておられます。

 「健康であろうとするなら、病気をさけてはいけません。病気は健康の条件なのです。病気の結果、人間は強くなるのです。病気から免疫という果実を得ます。私たちが強さや健康を欲するならその前提条件である病気を背負わなければなりません。力強い健康を生み出すために、自然は病気を作り上げたのです。」と
 シュタイナーの生きた時代から今では医療も随分進歩しました。しかし医療がどんなに進歩しても決して病気はなくなりません。病気の本質は変わらないように思います。

 幼い頃、病気になったときのことを思い出します。いつも、ああしろ、こうしろとガミガミうるさい母親が、病気になったとたん優しくなるのです。病気になるのも悪くないなあと思っていました。
 子どもにとっては病気を克服したとき、病気になってしんどい、つらい思い出よりもむしろ、両親の優しさ、愛情を再確認する楽しい思い出として残るのではないでしょうか。

# by kusunokien | 2018-04-10 15:26 | くすのき園つうしんより

2018年度1学期の親子教室

2018年度 1学期の親子教室の日程が決まりましたので、募集を開始いたします。

定員は 4組 となります。
参加を希望される方は、どうぞお早めにお申し込みくださいませ。


●日時:毎月 いずれも月曜日 
 9:30 ~ 11:00
      
【1学期 Aクラス (月2回)】 合計5回

 5/14 ・ 5/21 ・ 6/11 ・ 6/18 ・ 7/2

【1学期 Bクラス (月1回)】 合計3回

 5/28 ・ 6/25 ・ 7/9

 
 ※毎月の参加が難しい場合は、単発での受付もしています。


親子教室についての詳細は→ こちら


# by kusunokien | 2018-02-21 22:39

シュタイナーが目指したものは何か(2)

 私どもは、学校を知的修練の売り場とは決して考えなかった。

                        内村鑑三


 朝日新聞「折々のことば」から


 内村鑑三は明治のキリスト教思想家の代表的日本人です。




 「修練を積めば生活費が稼げるとの目的で、学校に行かされるのではなく、真の人間になるためだった。教育は、これに精進すればこんな見返りがあるという論法でされるものではない。次の世代が正しく、そして確実に生き延びられるよう、自らの持てるあらゆる知恵を伝えることにある。」

と続きます。


 シュタイナーも教育の目的は「真の人間」になることを目指したものでした。シュタイナーのいう真の人間とは、自由を獲得した人のことです。


 シュタイナーの言う自由とは


 自分が何かを行おうとするとき、世間的な思惑や外的な決まりを第一に考慮するのではなく、自分が正しいと信じることを自分の責任で行おうとする。外からの規制ではなく自分個人の判断によって行動し、その行為には責任を負うというあり方です。


 自律した人間を目指すということですね。何をするにも親が言ったから、偉い人が言ったから、あるいは友だちが言ったからするのでは、何か問題が起こったとき人のせいにしてしまいます。親が悪い、学校が悪い、社会が悪いと。不平不満ばかりが募っていきます。

自分の行為に対して責任を負うには、自分個人の判断で行わなければなりません。  


 ではどのようにすれば、自由な人間を育てることができるのでしょうか。



 人生の構成要素は何か


 思考 感情 意志


 人間の人生というのは自分が考えたこと、自分が感じたこと、自分が行為したことの総体です。どんな小さな行為でもこの3つから成り立っています。たとえば「A町に行く」という行為でも、まずおいしいケーキが食べたいなあと感情が動きます。A町にはおいしいケーキ屋さんがあるのでそこへ行くにはどうすればいいか考えます。自転車で行こうか、バスに乗って行こうかと。考えが決まったら実行します。


体験とは、感じたこと、考えたこと、意志したことから構成されています。


この3つをどのように育て自由な人間を目指すのかがシュタイナー教育の目的です。

この3つを育てるためにはバランスよく育てることがとても大切です。


どれかに偏らないということです。偏っていると何もなすことができません。思考に偏ってしまうと頭でっかちになります。感情だけに偏ると考えも実行する力もないので何もできません。意志だけでは闇雲に動いているだけです。


 シュタイナーは思考、感情、意志を育てるのにはそれぞれ育てる時期があるといいます。育てる時期を間違えると弊害がでてきます。


意志は〇歳~七歳に

感情は七歳~十四歳に

思考は十四歳~二十一歳に育てます。


 その中でも意志を育てるのが0歳~七歳の無意識の時代です。この時期に育てることを怠ると、後に意識して身につけようと思ってもとても難しく困難です。


 どうすれば意志は育つのでしょう。


 意志を育てるためには、自由に遊ぶ時間が必要です。四六時中、指示や命令で動かされていたのでは意志は育ちません。


しかし、自由に好き勝手にただ遊ばせるだけでは、正しい意志は育ちません。どんな行為を選ぶのかがとても大切なこととしてあります。利己的な行為なのか、他者への愛による行為なのかが問われるのです。教育とは正しい意志の教育ともいえます。


教育の基礎となる一般人間学というシュタイナーの本の中で、意志の本質が述べられていました。


 意志はまず本能、衝動、欲望の領域に見出されます。乳幼児期の子どもたちはまだこの低次の領域にあります。その意志を自我がとらえると動機を生み、願望、意図、決意へと高次の領域に進むことができるというのです。動物には自我がないので動機を持つことができません。ですから一生、本能、衝動、欲望から抜け出すことができないのです。


 シュタイナーは動機を認識することがとても大切だといいます。自分が行っている行為はどういう動機で行っているのかが認識でいると自由な人間になれるというのです。


 刑事ものやサスペンスなどのドラマを見ていると、犯罪者の動機を追及していくものがほとんどです。犯罪を犯すにいたった動機を解明することによって、ドラマを見ている人に、ただ犯罪を憎むだけではない人間性を見出し、心が癒されるのでしょう。


 今私が行っている行為は、本能や衝動や欲望で動かされているのか。憎しみや怒りや嫉妬で動いているのか、復讐心や義務感から動いているのか、感謝の気持ちや、愛情によるものなのか、敬虔な感情や、忠誠心によるものなのか。自分が行っている動機を認識できたとき人は自由になれるのだと思います。


本能や衝動や欲望に支配された行為は、利己的な行為になりますが、動機を認識することによって高次の意志へと導かれ道徳的な行為へと進むことが出来るのですね。


 人は様々な感情によって行動を起こしますが、そこにとどまるのではなく思考の力(認識)が加わることによって正しい行為へと導かれるのです。

 シュタイナーは、何の外的な基準によらず、イデオロギーや教義によらず、一人ひとりが自分の体験、自分の感覚、自分の思考、自分の直観、自分の良心、自分の判断に基づいて行動する自律的な人間へと前進していくことが「自由の理念」であり「自由の哲学」だと述べておられます。


思考、感情、意志


どれも怠ることなく大切に育てたいものです。


 特に〇歳~七歳までの意志の教育では、これは正しいことなのだと言って聞かせるだけでは育ちません。大人が子どもに良いモデルを示すこと。これこそ子どもの中に正しいものとして確信するものを毎日行わせること。反復して行わせること。その行為を習慣まで高めてあげることで意志は育ちます。

 

 主体性を育てるのだという理由で、早くから子どもに判断をさせることも慎まなければならないことだと思っています。未熟なまま判断を行うと正しい判断はできません。子どもは、まず人の話を聴くこと、多くのことを謙虚な気持ちで学ぶことが大切です。


最後にシュタイナーのことば


行為への愛において生きること、他人の意志を理解しつつ生かすこと、これが自由な人間の基本命題である。


大人になった私たちにも大切にしたいことばです。


# by kusunokien | 2018-01-13 19:28 | くすのき園つうしんより

2017年度3学期の親子教室

2017年度 3学期の親子教室の日程が決まりましたので、募集を開始いたします。

定員は 3組 となります。
参加を希望される方は、どうぞお早めにお申し込みくださいませ。


●日時:毎月 いずれも月曜日 
 9:30 ~ 11:00
      
【2学期 Aクラス (月2回)】 合計5回

 1/15 ・ 1/22 ・ 2/5 ・ 2/19 ・ 3/5

【2学期 Bクラス (月1回)】 合計3回

 1/29 ・ 2/26 ・ 3/12

 
 ※毎月の参加が難しい場合は、単発での受付もしています。


親子教室についての詳細は→ こちら


# by kusunokien | 2017-10-24 19:12 | 親子教室

くすのきの秋みつけた 2017年秋のバザーのお知らせ

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くすのき園では、今年も秋のバザーを開催いたします。


日時:2017113日(祝)

    11時~14

会場:くすのき園あびこシュタイナー幼稚園


★人形劇は、1115分から、1130分からの2回上演致します。

 チケットをご購入の上、お時間までにお人形劇のお部屋へご入場ください。

 3歳未満のお子様は無料とさせて頂きますが、必ず保護者同伴でお願い致します。

 およそ10分の上演となります。


 1250 3歳から) あやとりひも付き

 演目 「雪娘」



★ワークショップは、お人形劇終了後からとなります。


   ●えんぴつ立てつくり 

  


★遊びのコーナー


   ●ポンポン釣り



★無農薬米の具沢山おにぎり、飲み物をご用意しています。

 ご飲食スペースもございますので、ご利用ください。

 飲食物の持ち込みはご遠慮ください。お子様のお茶はお持ちください。



★羊毛のお人形やリース飾り、手作りの布小物、ガーゼのあそび布、積木、

 にじぞめのキンチャク、糸かけの販売。



★こども服、絵本などのリサイクルもございます。



くすのき園周辺は住宅地の為、駐輪スペースがほとんどございません。

出来るだけ公共交通機関のご利用をお願い致します。


どなたさまもお気軽にお越しください。

皆さまの、楽しい!かわいい!うれしい!が見つかりますように。


# by kusunokien | 2017-09-26 20:23 | バザー

自由への教育 シュタイナーが目指したものはなにか

子どもを畏敬の念
をもって受け止め
愛をもって教育し
自由に向けて解き放つ
     Rシュタイナー


 シュタイナー教育は自由への教育といわれます。「自由」という言葉は私たちに、「いいなあ。子どもは自由にのびのび育って欲しい。」と思います。自由という言葉に憧れを持つのは、私たちは未だに自由に生きていないと思っているからなのかもしれません。
「自由」とはいったいどういうことなのでしょう。幼いころから、自由に好き勝手させることが自由な人につながるのでしょうか。

 ミヒャエル・エンデ著の「自由の牢獄」という短編集を読みました。エンデは「はてしない物語」や「モモ」の本でも有名です。彼は、シュタイナー学校出身でシュタイナーの思想にも影響を受けていると言われています。

 「ミスライムのカタコンベ」という短編では、主人公のイブリィーは深い地下の世界に住んでいます。ここの人たちは影の民と呼ばれ、ここからどこへも行ったことがありません。この世界の最高司令官べビモートは、いつも影の民に語りかけ、指示や命令を与え、ほめ、叱り、仕事を指導しています。陰の民は誰一人そのべビモートの言葉に逆らうものはいませんでした。
しかし、ある日イブリーは気づいたのです。世界はここだけではないのではないか、この世界の他にもいくつもの世界があるのではないか。そうだとするとここは牢獄以外のなにものでもない。あの最高司令官はただの牢番にすぎないのではないか。と
イブリーは外の世界に通じる出口を探し、地下の中をさ迷い歩きました。そんなかってな行動をしているのはイブリーただ一人です。イブリーは影の民に説得を試みました。私たちは囚われていること、外には自由な世界があることを伝えました。そして、団結して戦い権力者から私たちの自由を勝ち取るのだと訴えました。
イブリーに従うものが次々に増えていきました。やがて彼らは棒やパイプなどを手に取り迷宮の中を行進していきました。ついに出口に到着したとき、司令官べビモートが立ちふさがります。彼は聴衆に向かって語りかけます。「ここから出て行きたければ出て行っていいんだよ。しかし、この外に何が待ち受けているか知っているか。外の世界はお前たちが住める世界ではない。右も左もわからなくなる。お前たちが頼れるものはそこには何もない。すべてを決めなければならない。巨大な空虚がお前たちを飲み込むのだ。さあ決めるがよい。この男と共に脱出し、滅びるか。」と。みんな立ち止まってしまいました。
その出口から出た者は、イブリー一人だけでした。イブリーが外の世界に足を踏み入れたとき、影の民は、イブリーの絶叫を聞きました。でもそれが歓喜きわまる叫びなのか、絶望の叫びなのか言えるものは誰もいなかったそうです。

もう一つの話はこうです。ある男が大きな円形の建物に連れて行かれます。そこには窓がなく壁には無数の扉が連なっており、どの扉も閉じられていました。男はこの場所から逃れたいと思いました。けれどもどの扉を開けて逃げ出せばいいのか迷っていると、姿の見えない声がしました。
「扉には鍵がかかっていないよ。どこからでも出て行ける。けれども、ある扉の向こうには、血に飢えたライオンが待ち構えているかもしれない。また、違う扉の向こうには、妖精でいっぱいの花園かもしれない、また、ある扉の向こうには、宝石がいっぱいあるかもしれない。またある扉の向こうには、恐ろしい怪物が待ち構えているかもしれない。お前はここで己の運命を選ぶのだ。よき運命を選ぶがよい。ただし、一つの扉を開けたが最後、他の扉はすべて鍵がかかってしまう。やり直しはないぞ。よく選ぶがよい。」
 男は円を一周してみたり、扉の数を数えたり反対方向に回ったりしますが、選べません。日が経つにつれて扉の数がだんだん減ってきました。最後はたった二つになりました。けれども、無数の可能性から選ぶのも、たった二つから選ぶのも度々のつまりは同じことでした。選べません。そして扉は一つになり、ついにすべてなくなってしまったところで、男は夢から覚めました。

 この二つの物語から、私たちは、いまだ自由を求める旅人なのだと思いました。 人間は、封建制のような身分制社会から民主主義社会へと人間の自由度を拡大してきました。しかし、未だに「自由な社会に放り出される不安。」「選べない」。という自立できない現実が立ちはだかっています。また、自由な行動が個人主義、利己主義に陥ってしまったり、罪を犯してしまったりする危険も待ち受けています。

シュタイナーは、人間は自由なのかどうかと問うのではなく、いかにして自由になりうるかと問うべきであると言います。

 旧約聖書の創世記には、アダムとエバの物語があります。神さまから決して食べてはいけないと言われていた木の実がありました。ある日、エバは蛇に「この実を食べると神さまのように善悪がわかるようになるよ。」と、そそのかされ食べてしまいます。神さまは怒って二人をエデンの園から追放してしまいます。
人は神によって創造されましたが、神のあやつり人形ではありません。もし神がアダムとエバを思い通りにしたければ、最初から「知恵の実」を植えなければよかったのです。しかし、神さまはそうされなかった。神さまは人に自由を与えられましたが同時に罪を犯す自由も与えられました。

神さまは、誰かに(神)言われたからするのではなく、自分の意志で善を成すことができる人間になってほしいと願われたのかもしれません。

 フランス革命のスローガンに自由、平等、友愛があります。シュタイナーは法の下での平等を、経済には友愛を、精神には自由をと訴えておられます。
シュタイナーのいう精神の自由とは「自分の生きる理念、生きる意味に照らして、不完全さを認めたうえで最善の行為を選べることこそが自由である。」と述べておられます。正しい行為を選ぶこと、その誤りを最小限にできるように人間性を磨くこと。そのことが真の意味で自由になるということなのだと。

ではどのようにすれば精神の自由を育むことができるのでしょうか。

 シュタイナーは0歳~7歳までに模倣環境を整えることによって精神の自由を育む基礎を作ることができるといいます。
模倣活動というのは、周りを信頼し、それと同一化しようとする試みなので、自由に開かれた精神を備えているというのです。模倣活動は誰かに言われたから行う行為ではありません。
大人の役割は、模倣に値するよきモデルになることです。そして、


子どもを畏敬の念を
もって受け止め
愛をもって教育し
自由にむけて解き放つ


忘れてはならない言葉です。


樋口早知子

# by kusunokien | 2017-09-05 01:47 | くすのき園つうしんより

2018年度 入園説明会のお知らせ

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くすのき園 あびこシュタイナー幼稚園
2018年度の入園説明会を行ないます。

  日 程 : 9月9日(土)

  時 間 : 10時~11時

  参 加 : 無料

  場所 : くすのき園
 
 
参加をご希望の方はくすのき園までご連絡ください。


# by kusunokien | 2017-06-26 20:37 | 入園説明会

2017年度2学期の親子教室

2017年度 2学期の親子教室の日程が決まりましたので、募集を開始いたします。

定員は 3組 となります。
参加を希望される方は、どうぞお早めにお申し込みくださいませ。


●日時:毎月 いずれも月曜日 
 9:30 ~ 11:00
      
【2学期 Aクラス (月2回)】 合計7回

 9/4 ・ 9/11 ・ 10/16 ・ 10/2311/611/1312/11

【2学期 Bクラス (月1回)】 合計4回

 9/25 ・ 10/30 ・ 11/20 ・ 12/18

 
 ※毎月の参加が難しい場合は、単発での受付もしています。


親子教室についての詳細は→ こちら



# by kusunokien | 2017-05-30 17:55 | 親子教室

京田辺シュタイナー学校の先生による講演会

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「1年生のことばの授業」

弾むように軽やかな1年生。歌や詩とともにゆったりと体を動かし、お話の世界にじっくりと浸り、文字と出会っていきます。音の響きや豊かなイメージが文字と結びつくことは、子ども達にとって大きな喜びです。1年生に戻った気分で、ことばの学びを体験してみませんか。

講師 京田辺シュタイナー学校2017年度4年生担任 西田 佳代 先生

<講師プロフィール>
西田 佳代 ドイツのユーゲントゼミナールでの生活を通して、シュタイナー教育と出会う。帰国後、保育士として保育園に勤務。2014年、シュタイナー教育教員養成講座を終了し、同年より京田辺シュタイナー学校教員を務める。現在4年生クラス担任、専科専科では1・2年の音楽を担当している。

日 時 : 2016年6月17日(土)午前10時~12時
参加費 : 2000円
お申込 : 電話かFAXでお申し込みください。

※今回は大人のための模擬授業ですので、お子様はできるだけお預けになってご参加ください。
 子どものための保育もできませんのでよろしくお願いいたします。

くすのき園あびこシュタイナー幼稚園
〒558-0032 大阪市住吉区遠里小野 5-7-28
Tel/Fax 06-6608-8080
    (保育中は留守電にしていますので伝言をお願いします)
夜間連絡先 06-6661-7193 (樋口まで)

# by kusunokien | 2017-04-19 20:32 | 学びの会

色の不思議 にじみ絵の世界

 お空の虹の橋
 お空いっぱいきれいな色
 お空の虹さん降りて来い
 私のところへ降りて来い
 私はおまえと
 お絵かきしたいの

 子どもたちは、このうたを歌ってにじみ絵をします。にじみ絵とは、水でぬらした画用紙の上に、植物性の透明絵の具、赤、青、黄の色で自由に描きます。紙がぬれているので色がにじみ、赤と黄色が混ざるとオレンジ色が生まれ、黄色と青が混ざると緑が出来ます。子どもたちの絵は自由に描いているうちに様々な色が生まれ、形が変わり、刻々と絵は変化していきます。

 にじみ絵はどの子も大好きな活動の一つです。シュタイナーは、「私たちは、線描画を描くときは本質的に死んだものを描いているのです。それに比べて、色彩を使って描くときは、色彩の中から生きたものを呼び覚まします。」といわれます。
それゆえ、シュタイナー教育では、子どもたちを色彩の世界に親しませることを大切にしています。では、

 色はどうして生まれるのでしょうか?

くすのき園に「おひさまがかぜをひいたら」という絵本があります。
ある朝、いつものように目をさましたお日さまは高熱を出し、世界に色を塗っていく仕事ができなくなります。そこでお日さまは、見習い坊やに頼んで色塗りをまかせます。ところが見習い坊やは、間違いだらけの色を塗っていくのです。歯の色が真っ赤だったり、鼻血の色が緑だったり、くだものや信号機、動物たちの色もめちゃくちゃ。世界は大混乱になるというお話です。
もしも本当にこんなことがおこったら、気が変になってしまいますよね。でも、
地球上の大半を占めている空の色はどうして青色なのか、植物の葉の色はどうして緑色なのか。考えてみれば不思議です。

ゲーテは、「光が単独で色彩を生み出すのではなく、色彩は光と闇が出会う境界において初めて生じる。」と述べています。色彩が生まれるためには光と闇が触れあわなくではならないというのです。ゲーテは実験から、白く見える光を弱くしていくと黄色が現れ、オレンジ、赤と変化していきます。また、暗くて何も見えない状態から光を強くしていくと青色が現れ、水色、緑、黄緑と変化していくことを知りました。

このことは、沈む夕日を見たとき実感できます。太陽の色は空の高いところにあるときは白に近い色をしています。だんだんと西の空に傾いていくと(闇に近づくと)黄色になり、沈む前にはオレンジに変化していきます。  
刻々と時間が経つにつれて空の色や雲の色が様々に変化していく様は、まさににじみ絵の世界なのです。シュタイナーは子どもたちに、にじみ絵を描くことによってこのような体験をして欲しいと願ったのでしょう。自然の色は本当に美しいです。

 色は、私たちの心にも働きかけます。赤色を見ると活動的になったり、怒りを表したりします。青は平静さや悲しみを、黄色は明朗活発。オレンジ色は暖かさを感じ、朱色はエネルギーを感じられます、緑色は見ると心が落ち着きます。色は、私たちの心を癒し感情を豊かに育んでくれます。

 今まで、当たり前のように思っていた、空の色が青いのも植物の色が緑色なのも、私たちが心穏やかに平安に暮らしていけるようにという神様からの贈り物なのでしょう。

シュタイナーは色についてこんなことも述べています。
 「肉体は空気を呼吸しますが、私たちの生命体は光を呼吸します。私たちが空気中の酸素を吸収してそれを炭酸ガスに変えるように、生命体は光を吸い込みますと、自分の中で光を消化し、その光を暗くします。私たちはその光を受けて生きていくのです。そして、その闇を吐いたとき、その光が色彩となって輝き出るのです。」と 

 私たちが、光を吸い込み闇を吐き出すとき、色彩が生まれるというのです。嘘のような話なのですが、考えてみると生命のいない月には色がありません。

 私たちは、生きているだけで、地球上にこんなにも美しい色を生み出していると考えると、生きている意味を見出すことができます。たとえ、寝たきりになっても、重いしょう害があっても、人に迷惑をかけるだけの存在であってもかけがえのない命なのだと。
そして、この地球に存在す、鳥や虫、動物たち。草木、花。みんなでこの美しい色を織り成してくれていると思うと愛おしさがこみ上げてきます。
生きとし生けるものみんな大切なものなんですね。


樋口早知子

# by kusunokien | 2017-04-11 20:00 | くすのき園つうしんより

くすのきえんの春まつり バザー商品のご紹介です

白い花束をもった花嫁さんや、春らしい色合いの女の子の羊毛のお人形や、カラフルなファンタジーのお馬さんたちです。
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# by kusunokien | 2017-03-14 23:21 | バザー