すみよしシュタイナー幼児・学童教室 くすのき
2023-08-16T15:31:05+09:00
kusunokien
すみよしシュタイナー幼児・学童教室『くすのき』は、シュタイナー保育・教育の場です。親子教室や親子体験会も行っています。
Excite Blog
「シュタイナー幼児・学童教室 くすのき」のホームページへようこそ
http://kusunokien.exblog.jp/32475585/
2022-12-31T03:01:00+09:00
2021-11-21T16:12:26+09:00
2021-10-28T18:20:24+09:00
kusunokien
トップページ
シュタイナー幼児・学童教室 くすのき は
シュタイナー教育に基づいた
保育、教育の実践をしている施設です。
私たちが生きていく上でなくてはならないもの
信じること
愛すること
希望を持つということ
子ども時代の楽しい思い出は
その確かな礎となります。
児童発達支援・放課後等デイサービスと併設しています。
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幼児教室
http://kusunokien.exblog.jp/8077338/
2022-12-30T18:01:00+09:00
2022-04-16T17:22:03+09:00
2008-05-13T17:20:24+09:00
kusunokien
幼児教室
幼児期の子どもたちは身体を育てることがとても大切です。
健やかな身体を育てることはその後の全ての発達の土台になります。
身体を育てるためには毎日、毎週、毎年、
繰り返されるリズムのある生活が欠かせません。
繰り返しのリズムは
子どもの心に安心感を生み、身体の成長を促します。
「くすのき」では、少人数の中、
自然でシンプルなおもちゃに囲まれて
安心してゆったり過ごせる保育環境を整えています。
週1回からご利用できます。
●一日のリズム
10:00
お部屋での自由あそび
朝の集い(手あそび、ゲーム、ライゲンなど)、おやつ
外遊び(近くの公園。雨天時は散歩)
お話の時間(素話や人形劇)
お弁当
13:00 降園
●一週間のリズム 一年のリズム
水曜日 にじみ絵
金曜日 パン作りと足湯
土曜日 にじみ絵
その他の曜日はクラフト、手仕事、庭仕事など
また曜日にこだわらず季節のリズムで行う取り組みがあります。
見学、相談随時受け付けています。
電話・FAX
06-6606-8080
メールアドレス
kusunokien.sumiyoshi@gmail.com
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お問い合わせ・MAP
http://kusunokien.exblog.jp/8857344/
2022-12-25T23:17:00+09:00
2022-08-09T16:24:58+09:00
2008-08-17T16:39:51+09:00
kusunokien
お問い合わせ ・ MAP
一般社団法人くすのきえん
すみよしシュタイナー幼児・学童教室 くすのき
558-0056
大阪府大阪市住吉区万代東1丁目4-11
Eメール
kusunokien.sumiyoshi@gmail.com
電話・ファックス
06-6608-8080
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親子教室 にじみ絵・フォルメン教室
http://kusunokien.exblog.jp/30900498/
2022-12-25T23:04:00+09:00
2023-08-16T15:31:05+09:00
2019-11-12T19:26:15+09:00
kusunokien
親子教室
【親子体験会】
親子で保育体験をしていただけます。
子どもたちは、木の実や貝殻、木の枝の積み木、手作りのお人形など、自然の素朴なおもちゃで遊びます。
お母さんは子どもたちが遊んでいる側で手仕事をしながら、楽しくおしゃべり。
「ここにいるとほっとする。」
「子育てが楽しい。」
と思えるような体験になることを願っています。
日時:
第に水曜日
午前10時~11時30分
内容:
10:00~
部屋のおもちゃを使って自由あそび
保護者の方は季節の羊毛人形作り
お集り(手遊び、季節のライゲン、おやつ、人形劇)
11:30
降園のお歌
*土曜日は自由あそびの時間ににじみ絵をします。
費用:
1回につき親子で 2500円
(二人分のおやつ、手仕事の材料費込み)
お子さん1人プラスにつき 500円
【にじみ絵・フォルメン教室】
にじみ絵、フォルメンの体験をしていただけます。
専任の先生が少人数または個別に行います。
日時:
毎週水曜日
第1・3・5週 にじみ絵
第 2・4 週 フォルメン
(未就学のお子さんはクレヨン画かにじみ絵)
10:00~17:00 の時間で相談の上、決定します。
費用:
1回2000円(教材費込み)
見学、相談随時受け付けています。
電話・FAX
06-6606-8080
メールアドレス
kusunokien.sumiyoshi@gmail.com
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大人のための学びの会
http://kusunokien.exblog.jp/32473910/
2022-12-25T22:14:00+09:00
2022-08-09T16:23:05+09:00
2021-10-26T22:10:01+09:00
kusunokien
大人のための学びの会
第3日曜日の午前中に読書会を行っています。
シュタイナーの保育・教育や思想などについて書かれた本を読み進めていきます。
自分1人ではなかなか読み進めるには難解なシュタイナーの世界。
共に学びをすすめていきたいと思っています。
一回完結ではなく1冊の本を継続して読み進めていきます。
途中からの参加も可能です。
■第3日曜日
『オックスフォード教育講座』 ルドルフ シュタイナー
シュタイナーが英国オックスフォード大学にて行った連続講座です。
人智学を全く知らない聴衆に向けてシュタイナー教育の成果を紹介しているため、心をくだいて丁寧に語りかけてくれています。
ヴォルドルフ教育学を初めて学ぶ人に勧められる本です。
時間
10:00~11:30
費用
1回1500円 教材費(コピー代)別途
見学、相談随時受け付けています。
お問い合わせ・お申し込みはこちら
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本のご紹介
http://kusunokien.exblog.jp/32473895/
2022-12-25T21:54:00+09:00
2022-08-09T16:24:24+09:00
2021-10-26T21:54:38+09:00
kusunokien
本のご紹介
『シュタイナー教育に学ぶ しあわせな子育て』
一般社団法人くすのきえん
代表 樋口 早知子著
内容
あびこシュタイナー幼稚園「くすのき園」での10年の実践の本です。
本のタイトルのように大人も子どももしあわせになる子育ての本です。
子どもたちにとって幼児期をしあわせに過ごせることは生きていく上でとても大切な
信じること
愛すること
希望をもつこと
その確かな土台になります。
大人にとっては育児のヒントが得られます。
価格
1冊 600円 送料別途
(スマートレターで送りますので180円)
*通所されている方や体験会などへ参加された方は500円
くすのき にてお求めください。
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活動内容
http://kusunokien.exblog.jp/29839967/
2022-12-24T22:32:00+09:00
2022-08-09T16:26:14+09:00
2018-06-08T16:52:10+09:00
kusunokien
活動内容
いろいろな穀物を使って、教師が手作りします
土曜日は子どもたちも一緒に手作りします。
みんなで食べるのをお皿に分けたり、お茶を入れたり準備も一緒にします。
内容は曜日によって決まっています。
曜日の感覚を身につけるのにも役立ちます。
火曜日 玄米せんべい
水曜日 きびだんご
木曜日 大麦ケーキ
金曜日 ライ麦パン
土曜日 午前はポップコーン、午後は日によってかわります。
【自由あそび】
自由なあそびの時間を大切にしています。
自分がしたいことをすることは、
意志を育て、その子の持つ素質や能力を育て、想像力や人との関係を育みます。
くすのきえんのお部屋は
お人形コーナー
おままごとコーナー
木の実や布などのコーナー
絵本のコーナー
折り紙やお絵描きのコーナーなどに分かれています。
シンプルで素朴なおもちゃは子どもたちの想像力によって、さまざまなものになります。
【朝の集い・グループ活動】
みんなで集まって手あそび・歌・詩の朗読をします。
保育児中心の午前と学童児中心の午後で内容が変わります。
静と動のリズム、
リーダーの大人に注意を向けること、
静かにして聴くこと、
他の子どもたちとの関わりなどを学びます。
またお話を聞くことを大切にしています。
昔話や童話には生きるための知恵が詰まっています。
保育児はライゲンをします。
ライゲンは輪になって歌と踊りをします。
月ごとに内容が変わります。
【にじみ絵】
ぬらした紙に赤・青・黄の水彩絵の具で描いていきます。
色がにじんでまざり合い、色の世界を楽しみます。
また呼吸を整え、緊張を解きほぐし、心を開放してくれます。
保育児は自由に、小学生以上になると
それぞれの年齢に応じて課題やお話のイメージを描いていきます。
専任の先生が少人数、または個別に行います。
【フォルメン】
学童児から行います。
形の原型や文様の繰り返し、鏡像などを描いていきます。
話すことや読み書きの苦手、神経過敏やストレスの軽減に働きます。
またバランス感覚を高めます。
専任の先生が少人数、または個別に行います。
【土ねんど】
学童児から行います。
自分で形を作っていくことで意志の力を育てます。
手指から腕、体全体へと感覚・運動の力を育てます。
また土に触れる、こねることは身体や心を整える作用があります。
【パン作り】
パンの形成を行います。
パン生地は柔らかくて気持ちのいいさわり心地です。
焼いている時の香りを楽しみます。
黒ゴマメープルを添えておやつにいただきます。
【足湯】
ヴェレダのバスミルクを入れて足湯をします。
いい香りに包まれリラックスします。
自律神経を整え、免疫力を高める効果が期待できます。
大人に丁寧に足を拭いてもらうことで大切にされている喜びを感じます。
絵本の読みきかせと共に行います。
【手仕事・クラフト】
ポンポン作りやはた織り、
自由なクレヨン画、
季節のクラフトなど、
自由あそびの時にそれぞれのペース・タイミングで行います。
【庭仕事】
季節の野菜を育てます。(昨年はサツマイモ、プチトマト、ツタンカーメンというエンドウ豆)
藍やハーブ、花を植えます。
小さいお庭ですが、花が咲いたり葉っぱの成長や変化で季節の移ろいを感じたり、
収穫の喜び、土に触れたり、虫を発見したり、水やりなどさまざまな体験を行います。
【季節の手仕事】
暖かい時期には染物や羊毛ボールつくりなど。お庭で育てた藍の生葉染めも行います。
冬には味噌の仕込み、
年末にはボールと?棒でお餅をついて雑煮をつくります。
【季節のイベント】
水遊び
夏まつり
秋の遠足
アドベント(キャンドルサービス)など
めぐる季節を感じ、それぞれの季節の楽しみを体験します。
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募集要項
http://kusunokien.exblog.jp/8068750/
2022-12-22T00:01:00+09:00
2022-08-09T16:27:13+09:00
2008-05-12T18:58:30+09:00
kusunokien
募集要項
【対象年齢】
幼児:3歳ぐらいから6歳(就学まで)
学童:小学1年生~
【保育時間】
幼児:10時~13時
(15時まで延長あり。それ以上の延長についてはご相談ください。)
学童:14時(下校後)~17時
(14時前からの延長あり。ご相談ください。)
幼稚園などに通われている未就学児もこの時間での利用も可能です。
ご希望の方はご相談ください。
【費用】
●1回ごとのご参加
2000円
(兄弟児2人目以降は1500円/1回)
延長30分ごとに500円
別途
おやつ代100/1回。教材費400円/月(利用が4回未満の時は100円/1回)
その他、活動(にじみ絵・フォルメン・足湯)、イベントなどで実費あり。
●月決めでのご参加
29000円/月
(10時~15時利用 34000円/月)
別途
おやつ教材費 1000円/月
その他、活動(にじみ絵・フォルメン・足湯)、イベントなどで実費あり。
【休所日】
日曜日(イベントなどを日曜日に行うときがあります)
月曜日
国民の祝祭日
お盆休み(8月13日~8月15日)
年末年始(12月29日~1月4日)
見学、相談随時受け付けています。
電話・FAX:
06-6606-8080
メールアドレス:
kusunokien.sumiyoshi@gmail.com
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学童教室
http://kusunokien.exblog.jp/8068829/
2022-12-21T23:37:00+09:00
2022-08-09T16:27:37+09:00
2008-05-12T19:10:12+09:00
kusunokien
学童教室
シュタイナーは0~7歳は身体が育つ時期、
7~14歳は感情が育つ時期、
14~21歳は思考・判断力が育つ時期と述べられています。
学童期の子どもたちには、
さまざまな活動を通じて感情を育てること、
また身体の育ちを補うためにリズムのある生活を行っていきます。
[一日のリズム(平日)]
下校後登所
曜日の活動、自由あそび
集い(歌や詩の朗読、ゲームなど) おやつ
素話や人形劇
17:00 降園
土曜日・長期休暇日は集いとおやつの間に外遊び・散歩、
最後のお話の後に自由あそびや手仕事の時間を設けています。
[一週間のリズム]
水曜日 にじみ絵(1・3・5週)、フォルメン(2・4週)
木曜日 土ねんど
金曜日 パン作りと足湯
土曜日 おやつ作り クラフトなど
見学、相談随時受け付けています。
電話・FAX
06-6606-8080
メールアドレス
kusunokien.sumiyoshi@gmail.com
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ごあいさつ
http://kusunokien.exblog.jp/8068710/
2022-12-21T23:04:00+09:00
2022-08-09T16:28:21+09:00
2008-05-12T18:53:31+09:00
kusunokien
ごあいさつ
私は、長い間認可園の保育所に勤めていました。
1970年頃、障がい児保育の指定園になりました。
次々と障がいを持った子を受け入れて保育をするようになって、障がいを持った子も持たない子も共に育ちあう保育を模索するようになりました。
ところが、今まで行っていた、保育者が設定した保育(保育の中心を占めていました)の中に障がいを持った子は入れませんでした。
いつまでもお客さんでしかありませんでした。
その中で気づかされたことは、障がいのあるなしにかかわらず子どもたちは、成長も興味も欲求もみんな違うということ。
そんな子どもたちに同じことを一斉にさせる保育のあり方自体が間違っているのではないかということです。
従来の幼児教育の在り方が小学校で行われている授業形態を真似たものではないかと思うようになりました。
では幼児期にふさわしい保育の方法があるのだろうかと模索していたとき、シュタイナー教育に出会いました。
そして約10年の認可外の幼稚園での保育の実践を通して、幼児期に様々な違いのある子どもが共に育つのにふさわしい保育のあり方だと確信しました。
そして、色々な違いのある子どもたちが一緒に生活することが、一人ひとりの子どもの成長に結びつくのだと感じています。
シュタイナー保育・教育の実践の新たな場として「シュタイナー幼児・学童教室くすのき」を開設しました。
シュタイナー保育・教育に関心のある方や体験をしてみたい方などシュタイナーや子育てにかかわる様々な人が集い学ぶ場となることを願っています。
代表 樋口 早知子
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ワークショップのご案内
http://kusunokien.exblog.jp/32499391/
2021-12-12T15:55:00+09:00
2022-04-16T17:20:43+09:00
2021-11-21T16:11:57+09:00
kusunokien
ワークショップ
2021年12月19日 (日)
13:00~15:30
もうすぐクリスマス、
そしてお正月がやってきます。
くすのきえんでは昨年に続き、
お正月のリース作りのワークショップを開催します。
緑の葉っぱや枝、羊毛の飾りなどをつけて作ります。
時間に余裕があればクリスマス飾りも作れますよ。
忙しい時期のひととき、
ゆったりと創作することを楽しみにいらしてください。
費用:
2500円(材料費込み)
*材料費500円追加でリース作りも可
親子で参加の場合は子どもは
材料費(500円)のみで参加していただけます。
定員:
7~8名程度
お問い合わせ:
558-0056
大阪市住吉区万代東1丁目4-11
06-6608-8080
mail:
kusunokien.sumiyoshi@gmail.com
HP:
https://www.kodomonoie.org
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シュタイナー教育の最終目的 自我を育てるということ
http://kusunokien.exblog.jp/31005301/
2020-01-11T18:32:00+09:00
2020-01-11T18:32:48+09:00
2020-01-11T18:32:48+09:00
kusunokien
くすのき園つうしんより
誰もがわかっている大きな課題ですが、私たちのような小さな力のない存在がいったい何ができるのかと自問してしまいます。
核の問題や、温暖化の問題よりももっと深刻な問題が進行しつつありますよ。と警鐘を鳴らしている人がいます。歴史学者のユブァル・ノア・ハラリ氏が新聞のフォーラムにこんな記事を乗せていました。
「AIが支配する社会」と題して、国民は常に監視下。膨大な情報を持つ独裁政府が現れる。
AIと監視技術の進歩で歴史上存在したことのない全体主義的な政府の誕生につながるでしょう。AIとバイオテクノロジー、生体認証などの融合により独裁政府が国民すべてを常に追跡できるようになる。二十世紀のスターリンやヒットラーなどの全体主義体制よりもずっとひどい独裁政府が誕生する恐れがあるというのです。
彼は、一部のエリート、あるいは独裁的な政府による支配から逃れるにはどうすればいいかと問うています。誰がデーターを所有し、どんなAIを開発しているのかが問題です。少数の企業や政府がすべてのデーターを所有するようになったら手遅れです。逆らおうとする者は簡単にスキャンダルを見つけ出され、おとしめられます。と
今、日本でも消費税の引き上げに伴い、キャッシュレス化が急速に広がっています。便利さと何パーセント還元とかの甘い誘惑に皆、踊らされているように思えてなりません。キャッシュレス化は、何を買ったのか、どこへ行ったのか、どんな本を買ったのかなどの個人の情報がすべてデーターとして残ります。政府はうまいこと考えたものだと思います。消費税引き上げの反対も抑えられ、国民一人ひとりを丸裸にすることができるのですから。
新聞にこんな記事も載っていました。アメリカでは口座の無い貧困層は排除されていると。 IT企業が多いサンフランシスコは現金を取り扱わない小売店が増えていて、銀行口座を持っていない人たちは、現金が使えないことで食事もままならない状況になりつつあるというのです。そして最後にキャッシュレスの戦国時代を生きる決済業者は、新たな「支配者」への道を先に見すえていると。
多くの人が気づかない間に、得体の知れない社会が世界中で広がっていることに不気味さを感じます。 個人が抹殺され、人々は一部の独裁者や機械に支配されるSFの世界のような時代が迫ってきているのでしょうか。お店には店員さんが一人もいない。自動車を運転する人も誰もいない。働く場所も機械にのっとられる。そんな世の中がすぐそこに押し寄せてきています。
こんな世の中で子どもたちが生きていかなければならないとしたら、私たち大人は子どもたちに何ができるのでしょうか。
ハラリ氏は、データーを使われ操作されないためには己を知り抵抗する必要があるといいます。今は急を要します。 あなたを監視し、解読しようとする企業や政府があるからです。彼らがあなた自身よりもあなたを知るようになったら、あなたを操作するのは簡単ですと。抵抗するにはまず、あなた自身の弱さを認識する必要があるといいます。
自分自身を知り、自分の弱さを認識するには「自我」が育っていなければなりません。
100年前に生きたシュタイナーも教育の最終目的は「自我」を育てることにあると解きました。シュタイナー自身、今のような世の中が到来すると認識できていたのでしょうか。 古来ソクラテスも「己」を知ることの大切さを人々に説きました。「自我」は人間一人ひとりの中にあり、どの人にも、人間だけに備わっている神さまからの贈りものです。
わたし さかのまこと わたしのなかの こころのおくに 大きなわたしがすんでいる
わたしがひとに いじわるなとき 大きなわたしは かなしそう
わたしがひとに しんせつなとき 大きなわたしは うれしそう
わたしをじっと みまもっている 大きなわたし ほんとのわたし
この詩はシュタイナー学校の2年生の授業で唱えられている詩です。
子どもは三歳ごろになると自分のことを「ぼく」「わたし」というようになります。「自我」の芽生えです。でもこのときの自我は自己中心的。「ぼくが」「わたしが」と自分の主張ばかり。
ここから、一生かけて本当の自分を探す旅が始まります。
でも、子どもたちが成人するまでに「自我」が育っていなければ自分を知る道も閉ざされてしまいます。
シュタイナーは自我が育つためには、人生そのものである意志と感情と思考がバランスよく育つ必要があると説きました。また、それぞれが育つ時期があり
意志は0歳~七歳感情は七歳~十四歳思考は十四歳~二一歳
だといいます。決して順番を間違えたらダメだとも。
今の教育の問題点は、思考にばかり重点がおかれ、意志も感情も育てなければならないという視点がほとんど見られません。しかも思考は知識ばかりを詰め込む傾向があり、自分の考えを持つような教育にはなっていないように思います。
もうすぐ、七歳を迎えようとしているくすのき園の子どもたちです。「意志」がしっかり育っているのでしょうか。おもちゃの取り合いでけんかもするけれど、譲ってあげたり、我慢することもできるようになっています。リズムのある生活を送っていることで、大人の指示がなくても行動できるようになっています。何よりも自分のしたい遊びを見つけて友だちと一緒に遊べていることです。意志が育ってきているなあと実感しています。思考は、何が真実なのか見極める力になり、
感情は、美しいものを大切にする力になり、
意志は、善なる行為へと導く力となりますように。
シュタイナーが教育に託した思いです。その遺志を受け継ぐには、私たち大人も「私」を知り自分自身を高めていく必要があります。ハラリ氏は、瞑想や、芸術に触れる、山登り、ハイキングなど人それぞれに、自分を理解する機会を持つことを勧めておられました。子どもたちと一緒に楽しみながら大人も共に育つことができればいいですね。
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たかが あそび されど あそび
http://kusunokien.exblog.jp/30772781/
2019-09-06T02:23:00+09:00
2019-09-06T02:28:18+09:00
2019-09-06T02:23:41+09:00
kusunokien
くすのき園つうしんより
シュタイナー教育で、目指す目標は「自由への教育」です。
その根本的な考えを記した本が「自由の哲学です」この本はシュタイナーが三十三歳の時に書かれた本で自身が千年後も残る代表作と語っている本です。
ゲーテ的自然科学者である森章吾氏が7回読むのにふさわしい翻訳を出版されました。私は、ミカエルカレッジでも「自由の哲学」を学びましたがよく理解できず、また高橋巌氏訳の本を読みましたがさっぱりわからず、結局最後までたどりつけませんでした。今回は、3度目のチャレンジなのですがやっとのことで最後までたどり着けました。でも本当に理解ができたかと言われると?だらけです。哲学書など読んだこともない私にはハードルが高い本ですが森氏が言うように7回チャレンジすれば理解できるようになるのでしょうか。そんな中でも3度目の今回は、発見することもあって、ぜひそのことをお伝えしたいと思います。
「自由」という言葉は、私たちの憧れの言葉です。その言葉を聴くだけで何かよいものがやってくるように思います。それだけ私たちは不自由な思いを抱いて生活しているためでしょうか。
この本の始めにシュタイナーは問いを立てています。
「意志する人間は自分を自由だとみなすことができるのか。意志には自由があるのか。それとも意志には必然しかないのか」
そもそも「自由」とはどういうことなのでしょう。好き勝手に自分で思うように何でもできることが自由なのでしょうか。子どもを育てるとき「好きなようにしていいのよ。何でも自由に選んでいいのよ」と言って育てることが自由な子どもに育てることに結びつくのでしょうか。自由も一歩間違えるとただのわがままを生んでしまうのではないかと思ったりします。
この本の3度目のチャレンジでの最大の収穫は、シュタイナーが目指した「自由」とは「精神の自由」だということがわかったことです。
「精神の自由」とは、私たちの内にある本能や欲望や衝動といった低次のものを乗り越えてそこから自由になることを目指すというものです。これはとても難しいですね。たいていの人はこのような低次のものに縛られて生活しているのが現状ですから。
シュタイナーはそこから自由になるために必要なことは、行為を行っている動機を認識することだといいます。どんな行為もその行為者が何故そうするのかを自覚していなければ自由な行為にはなりえないというのです。
動機を認識することができれば、その行為が本能や衝動や欲望から一歩前進した証だといいます。
では、道徳的な行為はどのように考えればいいのでしょう。動機を認識さえできれば善なる行為が出来るようになるのでしょうか。子どもたちには「よい行いはこうですよ、悪い行いはこうですよ」と教え導かなければどうやって学ぶのでしょう。シュタイナーは家長や国家、社会道徳、教権、神の啓示などとして認められる道徳上の権威からの命令に従っているのでは自由ではないと言います。「行為の基準を自分の動機の中に見出し、その行為の根拠を洞察しようと努力することは、道徳上の上でも一大進歩を意味するといいます。その進歩は権威による道徳から認識による行為への進歩だと。
そのためには、シュタイナーは「行為への愛が必要」だというのです。
その行為を愛していれば、わたしは行為する主体であることができ、その行為は悪になることはなく「善」になると。
行為の動機を認識すること。
その行為を愛すること。
この2つが精神の自由を獲得する鍵なのだと言うのです。
子どもたちの自由な遊びの中に自由な精神が宿る。
私は、以前勤めていた保育所で「お店やさんごっこ」をしたことがあります。まずグループを決め、何のお店にするか相談し、お店で売るものを作り、お客になる子を決めます。あそびはとても盛り上がり、子どもたちも楽しそうでしたが、すべて保育士が設定し、指示をして進めた遊びです。子どもたちはいったい何を学んだのかと今になって思います.子どもたちはただ保育士の指示に従っていただけなのではないかと。
くすのき園の自由遊びでは、
回転寿司屋さんごっこを始めたAちゃんとBちゃん。家族で行った回転寿司での楽しかったことを思い出したのでしょう。まず、いすを丸く並べ、その上にお寿司を並べていきます。お寿司はお手玉や木の実、羊毛ボールなどを組み合わせて作っていきます。お寿司の材料は、別の遊びの時には別のものに変身します。私が指示したお店やさんごっこで作ったものは遊びが終わるとほとんどゴミ箱へいきましたが。
さあ準備ができました。大声で「回転寿司屋さんですよ」と呼び込みます。でも誰も来ません。
「だれも来ないね」
考えた二人。宅配を始めました。「お寿司はいかがー」「お寿司はいかがー」
他の遊びをしていた子どもたちは、「ください」「ください」と大繁盛になりました。デリバリーを考えつくとは。
子どもたちの自由な遊びでは、大人の指示や命令は受けていないこと。その遊びが大好きなこと。これこそ自由な精神が宿っていると改めて思いました。
シュタイナーの道徳教育で大切にされていることは、乳幼児期にはまわりに道徳的は大人がいること。小学生の時期には道徳的な体験を大人が指し示すこと。高校生には、こうすればこうなるという結果の体験をさせること。起こったことを一緒に考え、道徳を強制するこはしません。
正しく観察すること。正しく理解すること。そのことによって正しい行為が出来るといいます。
道徳的に行動するためには特に知っておく必要のあるものは倫理学ではなく自然の法則だというのです。
私たちは、行動するときつい感情に任せて、衝動的に行動してしまいます。まず、じっくり考えてから行動することが求められるのですね。
「子どもをただ遊ばせているだけで何が学べるの」という意見があるのも事実です。けれども、子どもの自由な遊びには、「こんなことを覚えた。こんなことができるようになった」という具体的な結果は見えにくいけれど、かけがえのない自由な精神が宿っているのです。わたしも保育士として、子どもたちに何かを教えなければという呪縛から解放されなければと思いました。
自由とは人間が目指していく大きな目標。遊びの体験を重ねることが大きな一歩になりますように。
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童話と科学 信じることと知ること
http://kusunokien.exblog.jp/30531841/
2019-04-08T20:39:00+09:00
2019-04-08T20:39:56+09:00
2019-04-08T20:39:24+09:00
kusunokien
くすのき園つうしんより
学校の先生や教育委員会の対応のまずさや児童相談所の連携のまずさなどが指摘されています。
けれども、このような問題は、今に始まったわけではなく、虐待やいじめなどは昔からあったことです。今の子どもたちの状況と昔の子どもたちの状況はどう違うのでしょうか。
子どもたちの健やかな成長は誰もが望んでいることです。子どもたちは未来の社会の担い手になるのですから。子どもたちと関わる私たち親や教師はいったい何ができるのでしょうか。
そんなことを考えていたとき、村瀬学という人の書いた「銀河鉄道の夜とは何か」という本を思い出しました。
この本は、今から20年も前に書かれた本ですが、その当時も友だちを殺した女子中学生の事件や少年Aが顔見知りの幼い友人を殺し、首を切りそれを校門の前に飾った事件などショッキングな事件が相次いでいた時代です。
村瀬氏は最初に問いを立てています。
子どもが、自分で死を選んだり、身近な人を殺したり、自分の命を顧みず人を助けたりできるのは、いったい何時なのかという問いです。
「銀河鉄道の夜」は宮沢賢治の作品です。
ジョバンニという少年は母親と二人暮らしの貧しい家の子どもです。父親は漁に出たまま行方不明になっています。そのことで級友からいつもいじめられていました。今夜は星祭の日で級友たちはお祭りに出かけています。ジョバンニだけが一人お母さんからの用事で牛乳をとりにいかなければなりませんでした。その途中、ジョバンニは丘に登り寝転んで星空を眺めていました。ジョバンニは午後、学校で聞いた先生の話を思い出していました。
「川だといわれたり、乳の流れだといわれたり、このぼんやりと白いものは本当は何かご承知ですか」
ジョバンニは授業で先生の銀河についての科学的な話を聞いてそうかと思いつつ、いや夜の空はそうではない。どこかの本で読んだサソリや勇者や蛇や魚がいるような気がしています。
すると夜空に汽車が現れ、気がつくとジョバンニはその汽車に乗っていたのです。
その汽車には様々な人が乗ってきます。キリスト者、少年、少女、尼さん、鳥捕り、そしてカンパネルラ。カンパネルラはジョバンニを唯一いじめない級友でした。
これらの人々はある意味において「物語」を信じている人々。つまりこれらの人々はみんな、事実だけに生きるのではなく、物語をも同時に生きようとしてきた人たちだと村瀬氏は言います。
この汽車はまさに物語と科学の間(境界)を走るものとして設定されているというのです。
これらの乗客は次々に「汽車」から降りていきます。乗客が「事実」か「物語」かのどちらかに傾きすぎたら、この汽車から降りなければなりません。境界にいることができなくなると、人はどちらかの領域に向けて出発していかなければなりません。
カムパレルラもいなくなってしまいます。
ジョバンニは現実の世界に返り星祭が行われているところに行ってみると、カムパネルラが級友を助けるために川に飛び込み行方がわからなくなっていることを知ります。
この物語から、この汽車は死後の世界を走っていると解釈する人もいます。しかし村瀬氏は少年から青年に移行する時期の物語として描いていると解釈しています。少年であれば、自分の身を守る範囲で助けようとするか、あるいは誰かに助けを求めただろうというのです。カンパネルラは少年から青年へと旅立って行ったのだと。
青年期に旅立つ者はみな一人になるといいます。青年たちが新しい関係を得るために古い関係を切っていくようなところも現れます。
つまり一方でたくさんの関係の死を体験せざる得なくなるというのです。それは、家族や友人との口論というレベルから、家族、知人への暴力、殺傷といったレベル。そして自死までの様々なレベルをふまえて現れてきます。これらの現象は、青年が生まれるためには、なんらかな形で「死」が体験されなければならないことを物語っています。
最後のシーンでカンパネルラは青年へと旅たっていきました。ジョバンニはその領域に踏み込むことができず、彼と別れて少年へと立ち戻っていきます。
さて、子どもたちに目を向けて見ますと、物語を生きる時期が今の子どもたちはとても短くなっているように思います。また、逆に現実の世界にいつまでたっても入っていけない子も増えているように思います。両極端になっているのでしょうか。
お話や絵本を読んであげた後、以前勤めていた保育園では、「そんな話、うそや」と言う子がいました。
中学生で自殺した子は、学校と家庭だけの狭い世界の中でしか生きることができず追い詰められたのでしょう。もっと想像したり空想したりして世界を広げることができていたらと思います。
テレビの世界では、映像として写るので、想像する力も空想する力も奪われます。ゲームにのめりこむと偽りの世界でしか生きられなくなります。
昔話や、良い絵本は感情を豊かに育んでくれます。
「感情が育つとこの世の善悪をますますしっかりと判断することができる人になります。善や正義を喜びと感じ、悪や不正を悲しみと感じるようになります。」とシュタイナーは言います。
昔話には、人をだますもの、ずるいことをするもの、悪事をはたらくものなどいろいろなものが登場しますが最後には必ず善なるものに幸福が訪れます。
お話を通して困難な状況を乗り越える力と生きるための指針が育まれますように。
そして、どの子にとっても難しい青年期への移行の手助けとなってくれることを願っています。
そのためにもお話や絵本を幼児期だけではなく小学校へ行っても、たくさん読んであげたいものです。
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春の手しごとワークショップ
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2019-02-26T22:25:00+09:00
2019-02-26T22:26:35+09:00
2019-02-26T22:25:45+09:00
kusunokien
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羊毛⼈形 花の王⼥さまを作りましょう
⽇時 2019年3⽉23⽇(土)10:00〜12:00
場所 くすのきえん 参加費2000円 (材料費込み)
ミツロウ粘土のかんむりをかぶった
花の王⼥さま。
春のお花畑をイメージしてドレスは
それぞれお好きな⾊を選んでいただ
けます。
ミツロウ粘土のかんむりはあらかじ
めこちらで用意いたします。
ひとりで遊べるお⼦さまは⼀緒に参
加いただけます。
※3/9までに電話かファックスでお申
込み下さい。
春のリース、人形の販売もいたします!
くすのきえん
あびこシュタイナー幼稚園
大阪市住吉区遠⾥⼩野5-7-28
Tel/Fax : 06-6608-8080
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